2008年10月19日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 下町三三夫 母乳育児支援ブログ 第13回 日本外来小児科学会 (2003年8月 仙台 江陽グランドホテル) 小児期習慣性便秘の治療 ポリカルボフィルカルシウム(コロネル)の 中長期成績について 発表者 冨本 和彦 要旨 前回の学会でコロネルの有効性を報告した。 当院で便秘の治療を行った68人中36人(53%)はコロネルのみで改善し、うち21人はコロネルを中止しても良好な排便状態だった。 コロネル単独ではコントロールできなかったもののうち、牛乳アレルギーによると推測されたものは 7 人(10%)で、漢方薬併用でコントロールされた人は 24 人(35%)であった。 最終的に下剤を用いることになったものもあったが、安易に下剤を処方する前にコロネルを中心とした便秘のコントロールは可能で、中長期成績も良好である。 Facebooktwitter