2008年10月19日 / 最終更新日 : 2017年6月3日 下町三三夫 母乳育児支援ブログ 第16回 日本外来小児科学会 (2006年9月 横浜市 パシフィコ横浜) 服薬困難児への看護師の取り組み ー私達は何を忘れていたのか? 医療関係者介入の必要性ー 発表者 久保沢 美幸、西山 由香、 生出 礼子、清水 久子、 清水 好信、 冨本 和彦 要旨 服薬困難児がジュースにまぜるなど飲ませ方の工夫で内服可能となるのは59%にすぎない。しかし、今回看護師が直接内服指導したことで服薬困難児37人中35人(95%)が服薬可能となった。これらの児では、服薬に対する拒否感が極端に強くはなく、指導後の本人の反応も良好なものが多かった。 指導に際しては、 1.あるきっかけで極端な服薬拒否が始まることがあり、その際に飲みやすさを考慮した処方への変更、医療関係者の直接指導が必要になる。 2.本人が自信を持てたら服薬困難は解消するので、指導時には大いに励ます必要がある。 3.一度の指導にとどまらず、家庭と連絡、声かけなど継続的な対応が重要である。 Facebooktwitter