No.46 「母乳外来7年目に向けて」
あけましておめでとうございます。
久しぶりのブログ更新です。
昨年、母乳外来における相談件数が600件を超えました。
小児科で母乳育児支援を受けられる施設として、少しずつ地域に知られて
きたのではないか、そんな風に感じています。
あらためて、母乳育児支援外来の活動についてご紹介いたします。
4本の柱について
「マタニティー・レクチャー」 妊婦さんに対する出産前準備教育(月1回)
出産から卒乳するまでの母乳育児のイメージ作り
退院後の母乳育児継続を阻む要因や支援を受ける方法などを紹介
※ マタニティー・ヨガ終了後に、レクチャー1時間
「乳児健診」 児の月齢に沿った母乳相談
医師の診察前に専任助産師が対応、気軽に相談できます
「予約による母乳相談」 一人あたり約30分、個別相談
ポジショニング&ラッチオンの確認、搾乳の方法などの実践練習
「卒乳レクチャー」 月齢3か月以降の母親対象(月1回)
母親同士の情報交換の場にもなります
あおもり県南母乳育児支援ネットワークの会
母乳育児支援に熱心な保健医療従事者が集まり、勉強会や共同研究を行う(月1回)
母乳育児は子どもの発育・発達における「栄養」としてだけでなく、
親子の愛着や精神的なつながりなども含めた「育児」全体に関わっていますね。
一人ひとりのお母さんに向き合っていけるように、新しい情報を柔軟に取り入れながら
今年も研鑽していきたいと思っています。
とみもと小児科クリニック TAKAKO FURUKAWA