No.5 『トッポンチーノ』
「トッポンチーノ」は イタリア語で「小さな枕」 という意味。
生後間もない赤ちゃんをすっぽり包み込めるハンドメイドの小さなおふとんで、「赤ちゃんが落ち着く」 と評判です。 皆さんはご存知でしたか?
『モンテッソーリの子育て』 という本にも、この「トッポンチーノ」が紹介されています。 (月刊クーヨン 3月号増刊、発行/クレヨンハウス)
大きさは、長さ65㎝×幅40㎝。 素材は、綿・生地・レースすべてがオーガニックコットン。 日本では、福岡在住の岡田洋子さんがワークショップを企画されています。 妊婦さんの口コミで広まっているそうです。
実は私自身も23年前に長女を出産した際、母が同じようなものを作ってくれました。当時は「トッポンチーノ」ではなく、「純ちゃんまくら」など適当に呼んでいましたが(笑)、とても重宝、そして母の優しさを感じる代物でした。世界的にも各国の関係者の間では、1947年から「新生児の環境に必要なもの」として推奨されていたそうです。赤ちゃんにとっても、“お母さんのにおいがしみ込んでいる、心安らぐ”おふとんかもしれません。
育児に慣れない頃、理由がわからず泣いている赤ちゃんに戸惑うはず。抱っこしていると眠り、寝かせると泣き出す・・・赤ちゃんをずっと抱っこしていたという経験がありませんか? トッポンチーノをあてたまま寝かせると、安心した表情で眠ってくれる赤ちゃんが多いそうです。思い返してみると、私の子どもの場合もそうでした。上に小さいお子さんがいて、手が足りない(!)という場合にも、トッポンチーノをうまく活用すればお母さんの負担も軽減してくれることでしょう。託児所に「マイ・トッポンチーノ」を持参するのもよいかもしれませんね。
「トッポンチーノ」の使用は、 出生直後から赤ちゃんがすっぽり収まる2~3ヶ月が目安です。
完成品と手作りキットが販売されていますので、妊娠中おなかの赤ちゃんに思いを馳せながら、ママのオリジナルを作るのも楽しいかもしれませんね。おばあちゃんがプレゼントとして準備されるのも、きっと喜ばれることでしょう
オーガニックコットンは、 「夏は涼しく冬温かい」というのが特徴。そしてとても軽い! 詳しく知りたい方は、以下に載せる岡田さんのホームページをご覧ください。
あいのひ& 岡田洋子 サイト 「わたしのトッポンチーノ」 http://www.topponcino.com/ ブログ 「わたしのトッポンチーノ」 http://info.topponcino.com/