No.27 『離乳食教室』見学

 木々の紅葉が美しくなってきました。maple

古都、京都の艶やかな紅葉とは趣が異なりますが、東運動公園~霊園内の白樺道もなかなかの風情です。最近メタボ対策として運動と食事の見直しを始めた私ですが、散歩しながら子どもたちに安全で適切な栄養を含んだ補完食についての情報をどのように提供すればよいのか頭をよぎります。

 

補完食についての相談内容

 頻回に母乳を欲しがり、補完食が進まない(生後10か月)

●  どのような姿勢で食べさせたらよいか(生後6か月)

  スプーンを口に入れる角度や食べさせ方がわからない(生後6か月)

  調理の仕方、食べさせ方がわからない(生後4か月)

  飲み込みがうまくいかない(生後6か月)

  毎日のメニューを変えた方がよいか(生後7か月)

  食べムラがある(生後9か月)

  座っていない(生後9か月)

  食べ過ぎが心配。一回量がわからない(生後6か月)

  ベビーフードを上手に使う方法。外出時の工夫について(生後8か月)

  5倍粥をうまく作るコツを教えてほしい(生後6か月)

  味付けやおやつの量がわからない(生後9か月)

  食物アレルギーが心配(生後6か月)

  などが、乳児健診において寄せられます。

 

 前回のブログ(No.25「補完食」)でも少し触れましたが、お母様方の補完食についての情報源は、「雑誌」「離乳食教室」などが多いようです。

 そこで、実際の離乳食教室をのぞいてみようと、苫米地レディースクリニック(八戸市)の離乳食教室を見学させていただきました。

 前期(5~8か月)、後期(9か月~1才6か月)のコースに分かれ、毎月1回手作り離乳食を試食しながら、栄養士がレシピの紹介や個人の相談に応じるという1時間のクラスです。とてもアットホームな環境で子どもたちは楽しそうに食べ始めました。

集中時間は15~20分。 あとは、お母様方の情報交換会。

参加されたお母様方からは

riceball 「家ではこんなに食べないのに、つられて食べる」、

riceball 「他の人の食べさせ方が参考になる」、

riceball 「何回か通ううちに自信がついてきた」  

  という感想が印象的でした。

 

 何を欲しているのか察しながら求めに応じてあげると、子どもは心地よく満足します。

そして、食のマナーはおいしく楽しく心地よい食卓から学んでいくものです。

まずは、お子さんの発育・発達に応じた具体的な進め方を知り、大人も子どもも楽しい

食卓になることが大切ですね。                 

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開業20周年を迎えられたクリニックでは、マタニティークッキング、おやつ教室なども充実していて、お母様方をしっかりサポートしていました。

 

「食」は生き方が出てくるようで・・・ 多少苦手意識がありますが、楽しいですね happy01heart04 

これからも、少しずつ勉強していきたいテーマだと思っています。

今回お会いしたお母様方、苫米地レディースクリニックの皆様ありがとうございました。

 

とみもと小児科クリニック 母乳育児支援外来  TAKAKO FURUKAWA (^0_0^)

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