No.10 『マタニティ・ヨーガ & 母乳育児レクチャー』
こんにちは♪ namaste
今年も『体育の日』は清々しい晴天になりました。2000年から「ハッピーマンデー制度」の適用により、10月の第2月曜日となりましたが、個人的には10月10日に愛着を感じていました。
なぜかと申しますと、体育会系の私が次女を出産した日なのです。思い起こせば、20年前の『体育の日』も晴天でした。その日は、分娩予定者が3人おりましたが、後から入ってきた私は、自分で頃合いをみて分娩台にあがり、ポカリスウェットをカッカッカと飲んで、「さあ始めます!」と言って産みました。 ” 院内助産院”いいえ”院内自宅分娩”のように (笑) しかし、元気に産声をあげてくれた次女ですが、妊娠初期から切迫流早産の危機に瀕し、ダメかもしれない・・と言われ、諦めかけていた時、当時の上司だった婦長に「母親の気持ちは赤ちゃんに伝わるから、しっかりしなさい!」と励まされました。それから、おなかの子と対話しながら、自分の体を信じ、その日を迎えたというわけです。
前回のブログでも少し触れましたが、おなかの中の赤ちゃんとの”心のタッチケア”は妊娠中から始まっていると捉えています。胎児の五感も発達していることがわかっています。
マタニティ・ヨーガはおなかの中の赤ちゃんに負担のかからないポーズで、ゆったりとした動きでプログラムされています。呼吸法・リラックス、瞑想のときに「赤ちゃんを感じ、愛おしいと思う」お母さんと赤ちゃんの気持ちをつなげる貴重な時間でもあります。体が冷えている妊婦さんにもおススメです。
2年前から、ヨーガ・インストラクターの日影美紀さんの依頼で、マタニティ・ヨーガの後に、ショートレクチャーを担当しています。
今回は「母乳育児パワー」について。産科施設で行われる母親学級・両親学級とダブらない内容で、小児科の視点に加えて、卒乳までのセルフケアやトラブル予防法、母乳育児断念3大理由、支援を受けたい時の方法などについてレクチャーしました。
写真は、10月9日(土)に当院健診棟で行ったヨーガの様子です。
最後に、私を励ましてくれた亡き婦長さんも、10月10日生まれでした。
心から感謝しております。 takako furukawa