No.39 『赤ちゃんの体重が増えない』
1か月健診後、母乳が足りているかどうか不安を感じているお母さんは少なくありません。
あおもり県南母乳育児支援ネットワークの調査においても、人工乳を足す大きな要因として 『母乳不足感』があげられていました。
母乳の分泌量が赤ちゃんの必要量に足りていない、赤ちゃんがうまく吸えていない場合は、 体重増加は不良となります。どちらにしても、早い時期に授乳の見直しをすることは必要です。
赤ちゃんの基礎疾患が見つかる場合もありますので、小児科医に一度相談してみましょう。
補足をする場合は、
何をどのくらい、いつまで、どのように与えていくのかなど、個々に合った具体的な支援を受けましょう。
次のような方は、ご相談ください。
少し早く生まれた赤ちゃん
眠りがちの赤ちゃん
食が細く、授乳時間が短い赤ちゃん
くちゅくちゅと浅い吸啜をしている赤ちゃん
筋緊張が弱い赤ちゃん
乳頭や乳輪部の伸展性が不十分で吸啜できるまでフォローが必要なお母さん
乳頭トラブルを繰り返すお母さん
自信を持てないお母さん
たばこを吸っているお母さん
赤ちゃんは必要な栄養を摂取し、成長できるように、
お母さんは納得して母乳育児を継続できるように(補足しながらも)
応援していきたいと思っています。
≪ 2.11 母乳育児学習会 in 気仙沼 に参加しました ≫
*体重が増えない赤ちゃんへの母乳育児支援(理論・実践編)
*地域における母乳育児支援と歯科
もうすぐ2年になる、
現在の気仙沼沿岸部
3.11被災女性支援×母乳育児支援プロジェクト
石巻でパッケージされています。
赤ちゃんパペット「あむあむちゃん」
当院の母乳外来でも活躍しそうです
とみもと小児科クリニック TAKAKO FURUKAWA